デュランダルについて思うこと

自宅のテレビでスプリンターズSを観戦。自宅でレース実況を見るのは久しぶりだ。肝心の馬券は掲示板にも書いたように直前まで二転三転した挙句、訳のわからない買い目になってしまった。あれなら買わないほうが良かった。結果はどうであれ、自分で決めた買い目だけは納得したいものだ。


レースの見所はデュランダルの3連覇達成ならずという点に尽きるだろう。この日記を書いている時点では引退も決まり、実に寂しいラストランとなってしまった。短距離路線の名馬であることは間違いないが、極端にリスキーな脚質でありながらこれだけの実績を残すことが出来たのがデュランダル陣営にとって幸であり不幸でもあったのではないか。


「勝って兜の緒を締めよ」の精神で、デュランダルの脚質に幅を持たせるようなトレーニングを施すことが出来ていたなら、そして脚質転換を図る場としてステップレースを使うことが出来ていたなら、もっといえば鞍上が池添でなかったならばさらなる功をなしえたのではないだろうか。