帰路につく

長かった実家での帰省生活も今日で最後だ。久留米の自宅と違い大勢の家族にかこまれて過ごしたせいか、かなり発音のバリエーションが増えた気がする。どう聞いても「おとうさん」としか聞こえない音を発しているのだが、本当に私に向けて話しているのだろうか。いずれにせ嬉しいいことに変わりはない。

昼食を実家で済ませてから、帰路につく。復路はゆったりとした移動にしたかったので自宅までは戻らずに道中通過する愛媛県松山市で一泊した。松山市の観光地と言えば道後温泉しか知らないので、ホテルに到着後さっそく道後温泉本館に向かった。ところが土曜日とあって多くの観光客でごった返しており、しかも大雨に見まわれたので、今日の入浴は諦めた。

一度ホテルに戻り荷物を置いてから路面電車に乗って松山市の繁華街「2番町」で夕食をとった。下調べにガイドブックで下調べをしたが、これといった名物料理もなかったので、適当に店を選んで地鶏料理に舌鼓をうった。この店もそうでだが、やたら鶏肉料理の店が多かったのが印象に残った。