今日見た映画 「戦場のピアニスト」

相方が昨日から体調不良で寝込んでしまっているので、午前中はどこにも出かけず掃除・洗濯・炊事に没頭。昼頃から元気になってきたので近所のレンタルビデオ店に行き「戦場のピアニスト」と「ストレイト・ストーリー」を借りた。

「ストレイト〜」相方の趣味で借りたもので。今日は二人意見が合致した「戦場の〜」を見ることにした。

しかし見る前からディスク上の「時間149分」の表記に萎える。映画に2時間半は長すぎるよ。個人的な意見としては映画の上映時間は90分がベストだと思うのだが。

アカデミー賞を受賞している作品なのでストーリーはご存知かと思う。時代は第2次世界大戦で、ユダヤハンガリー人のピアニストが主人公のお話。この手の作品だとどうしても同じテーマを扱ったマイフェイバリットの「ライフ・イズ・ビューティフル」と比較してしまう。

確かに「戦場の〜」のほうが戦争の悲惨さを伝えていると思うが、映画作品として見た場合はやはり「ライフ・イズ〜」のほうが数段勝っているといわざるを得ない。あの映画は戦争の悲惨さを伝え、なおかつ家族愛の素晴らしさを描ききっていた。しかし「戦場の〜」からはそれ以上のテーマは感じられなかった。

確かに啓蒙活動という点では「戦場の〜」のような作り方がいいのかもしれない。しかし誰もそんなことを求めて映画を見るわけではないと思う。重い題材であるだけに少し肩に力が入り過ぎたのではないだろうか。

評価★★☆