今日見た映画 「ローマの休日」

otemoto2004-11-19

タイトルは「今日見た〜」にしていますが、実はかなり前、確か先月洋画劇場で放送されたときに観ました。

特に映画好きでない人でも知っている超有名作品だと思うのですが、実は私は今回初めてこの作品のを観たのです。おそらく古い時代の白黒映画であること、またあまりにも有名で既に名作の評価が固まっていることからこれまであえて避けてきたのかもしれません。

実は今回も観るつもりはなかったのですが、相方から協力に薦められたこともあってようやく観ることになった次第です。

放送時間はCMも含めると約2時間半ありましたが、まったくあきることなく観ることができました。映画史に残る名作といわれるだけのことはあります。

人間には誰しもすくなからず変身願望があると思うのっですが、この映画はそれを非常に上手く表現しています。変身願望といってもそれはあくまで願望であって現実の生活を捨てることはできません。夢からさめた後は虚しさが襲ってきます。しかしローマの休日は主人公を一国の王女に設定することによって、見る人にそういう部分を感じさせていない。そういう点がいいと思います。

また主人公のオードリー・ヘプバーンの愛くるしい演技、魅力的なローマの街並みも素晴らしい。おそらくこの映画をみた女性の観客のほとんどが、胸をときめかせたのではないでしょうか。

最近は自分が興味のある映画しか観ていませんが、もっと視野を広げていろんな映画を観る必要があるなあ。そんなことを感じさせてくれた作品でした。

評価 ★★★★★