今日見た映画 「カナリヤ」
オウム事件をモチーフに、カルト教団の元信者のその後を描いた作品。普段から超常現象やカルト宗教・インチキ商法などに興味津々の私だけに必見!の作品だったのだが・・・。
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てっきりカルト批判の映画かと思っていたのに、あながちそうとは言い切れない結末でどうも納得がいかなかった。賛否両論のラストシーンはどうにも説明不足で要領を得ない。普通に判断すれば結局のところカルトが新しいカルトを生んでしまったとも受け取れるわけで、そうだとするとかなり問題ありだろう。この辺は監督の意図をぜひ聞きたいものだ。
評価 ★☆
【ストーリー】
カルト教団の施設から保護された12歳の光一。妹を取り戻そうとする彼は児童相談所を脱走し、由希という同年齢の少女と共に東京を目指す。しかし妹は目的地におらず、2人はさらに旅を続けることに。