300万食

王将の餃子や唐揚げの数ではありません。全国のコンビニエンスストア」で1日に廃棄される弁当の数なのです。かなりの数になると思ってはいましたが、まさかこれほどとは。とても食料自給率が40%を割っている国のこととは思えません。

コンビニにとってはお弁当を買いにくる客は一番の上客です。なぜならお弁当と一緒にお茶やデザート、中には雑誌も一緒に買ってくれるからです。そんな客への販売機会を逃さないためには常に売り場に弁当が並んでいなくてなりません。

つまり廃棄処分となる商品がでることを前提に仕入れているわけです。これは「ロス」と呼ばれていて、コンビニを経営する上で避けられないものつまり「必要悪」と考えられえているようです。いえ、もしかしたら「悪」なんてこれっぽっちも考えていないかも。なぜなら企業の本部は売り上げを上げるために各店舗に「ロス」推奨してるほどです。そんなばかなと思うかもしれませんが、これが儲け主義の企業の常識なのです。

これをどう思うかは人それぞれでしょうが、私はこのような企業を儲けさせるのは尺にさわります。だから普段から雑誌の立ち読みやトイレ、ATMを利用するとき以外はコンビニには入らないようにしています。