たまにはプロレスの話題を

昼食をとった喫茶店週刊プロレスが置いてあったので久しぶりにじっくりと記事を読んでみた。立ち読みすらしなくなって久しいが、記事までちゃんと読むとなると何年ぶりになるだろうか。ネオハイパーさんが酔った勢いで購入した週刊ゴングを見せてもらって以来かも。表紙は武藤だった。かつてのアイドルレスラーも今やすっかり頭が禿げ上がり、技術の高さををウリにする職人的なキャラに変貌を遂げていた。今は「プロレスの神様」だそうだ。確かに記憶力の乏しい私でも武藤の試合は印象に残っているのが多い。特に広島の馳戦は歴代ベストマッチ20位に入るくらい面白かった。

でも俺は忘れない。新日時代に徳島市立体育館でシングルマッチを戦ったとき、あからさまに手抜きの試合をしていたことを。時間はわずか5分程度。たいした技もださず、フィニッシュホールドは回転エビ固めだった。オリジナルホールドを披露することなくリングを去った武藤。望のため息をつく徳島県民。それ以来武藤に対する印象はよくない。