無題

午前11時からスカパーの721チャンネルで放送されていたK−1ラスベガス大会の中継を見る。

予選トーナメントは素人の自分が見ても分かるくらいレベルが低かった。優勝したマイケルモーはハントとキャラが被るからちょうどいいかも。

注目のスーパーファイト「曙−ルーファス」戦は全く予想通りの展開。あの戦法を取れば誰でも曙に勝てるよ。曙はまず減量して動けるようにならないと連敗記録を止めることはできないだろう。

試合後相手が打ち合いにこないことに対して不満を漏らしていたが、それは筋違いてなものだ。曙自身がパンチが当たる距離に詰めなければならないのだ。もしくはカウンターを取れるくらいパンチのスピードを身に付けるべき。今の曙にはそのいずれも備わっていない。

普通あれだけリーチがあれば足技でかなり優位なはずなのが、これも体重が災いしてる。あの体型でいるかぎりK−1で成功するのは不可能。

しかし仮に曙が減量に成功したとしたら、それはそれで相撲キャラの魅力が無くなってしまうわけだから、主催者サイドにとっては痛し痒しだろう。

本人もそれはわかっているはず。果たしてこのパラドックスにどう立ち向かうのか。これからも曙をウォッチし続けたい。

しかし曙以上に酷かったのが解説者の谷川。もともと「解説が解説になっていない」ことで有名だったが、今日は特に酷かった。「惜しい」「(ルーファスのパンチは)効いてないですよ」「詰めろ詰めろ」みたいなかんじで完全に曙応援モードだった。

この人別にしゃべりが上手いわけでもないし、情報にくわしいわけでもないし、そもそも解説していない。こういうのは本来ゲストの役割だと思うんだけど。

中継終了後、相方と二人で天神へ。電車賃がかかるのは難点だが、それでも車で行くよりはマシ。渋滞と分かっていて車で行く気にはなれません。

相方は天神イムズにしかない美容品メーカーのショップに買い物に出かけてしまったので、隣接するジュンク堂書店で新書を物色。いまだに化粧品売り場と下着売り場には入れない。これは一生変わることはないだろう。

掲示板にも書いていた「植島啓司/「頭がよい」って何だろう 名作パズル、ひらめきクイズで探る」を捜し求めたが、どこも在庫切れで購入できなかった。

店内のパソコンで検索したかぎりでは在庫アリになっていたのだが。やはり先日のテレビ放送の影響だろうか。同じ事考えている人って多いんですね。