今日見た映画 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

朝5時に起床。昨日は飲み会終了後にホテルに戻ってから速攻で寝てしまったので、その分早く起きてしまったのだろう。睡眠時間は充分なのでまあいいか。

完全に目が覚めてしまった以上やることはひとつしかない。カバンに入れてあった靴とTシャツを取り出してウォーキングに出かけた。ホテルが街中にあるため天神から中洲にかけて歩いた。

歓楽街をこんな時間に歩くのは初めて。どこを見ても新鮮で目を惹かれる。水商売の女性が疲れきった表情で帰路に着いていたのが印象的だった。この時間に中洲にいるということはきっとここで仕事をしているはず。そう思うと、すれ違う女性が気になって気になって。なかなか楽しいウォーキングでした。

シャワーを浴びてからホテルをチェックアウトし会社に出勤。内勤業務ばかりでかえって疲れた。

自宅に帰ってから、晩御飯。焼きうどん等を少々。食事の後にテレビをつけるとNHKのBS2で「バックトゥザフューチャー」を放送していた。なんでも今日からシリーズ3作を3夜連続で放送するそうだ。

すでに10分ほど経過していたので見るのをやめようかとも思ったが、見ているうちにどんどん惹き込まれて結局最後まで見てしまった。映画館やビデオでは何本も見ているけど、テレビ放送の映画を最後まで見たのはずいぶん久しぶりのような気がする。

この作品は映画ファンの間でも非常に評価が高いことからも分かるように、本当によくできています。2度目の観賞だったので複線の張り方が絶妙で実に丁寧に作られた作品だなと思いました。

町山さんはこの作品の黒人蔑視に繋がるシーンを問題にしていましたが、こればかりはアメリカに住んでいる人じゃないと理解できないでしょう。私にはなんとも言えません。

むしろゼメキス監督の「アメリカ的サクセス」の描き方に違和感を感じました。ラストのビフの描写なんか特に。またマーティーの家族も別に最初のままでもいいのではないかと思います。ラストで描かれたような家族こそが幸せというのならば、世界のほとんどの人は不幸だと言えるでしょう。

もちろんこれは映画全体に置いては些細なこと。この作品に対する評価は最初に書いた通りで、まさに「娯楽映画の王様」といえる出来です。

評価 ★★★★☆