最近見た映画 「カンフーハッスル」

これもＪ太郎が実家から戻ってくる前にＤＶＤで見ていました。少林サッカーに続くチャウシンチー作品とあって大々的に宣伝されましたが、公開後はそれほど盛り上がっていなかった記憶があります。

これはよほどひどい出来栄えだったのかなと予想していたのですが、全然そんなことなかったですよ。少林サッカーと同じくらい面白かった。こと映画に関しては他人の感想はそれほど参考にならないあとあらためて感じました。

少林サッカーはあの設定を考え出した時点で勝ったも同然でしたが、こちらは実にオーソドックスなカンフー映画になっています。その辺が少林サッカーと同じ面白さを期待して観にいった人の低評価に繋がったのかもしれません。

でも勢いで作られた感のする少林サッカーと比べるとこの作品は非常に丁寧に作られており、作品自体の完成度はこちらのほうが高いのではないでしょうか。しかもキャスト・演出面において過去のカンフー映画へのオマージュ（心無い人はこれをパクリと言う）が実によく伝わってきますので、香港製のカンフー映画が好きな人なら文句なしに楽しめると思います。

最後に、チャウシンチーのギャグは相変わらずさぶかった。これさえなければなあ。

評価
★★★☆