今日見た映画 「ヒストリー・オブ・バイオレンス」

otemoto2007-03-01

久しぶりの日記です。子供が生まれて初めて大きな病気を患ってしまい、なかなか日記を書く気になれませんでした。

前回書いたのが大阪遠征の前だからかなり間隔があいてしまいまいしたね。その大阪遠征ですが、予想ユニットの相方ネオハイパー予想家と阪神競馬場へ突撃(かなざわいっせい諷)してまいりました。

PATの成績が散々なので競馬場へ行けば流れも変わるかと期待していたのですが、購入手段を変えたところで何とかなるような不調ではなかったようで、この日もノーホーラに終わってしまいました。もう「明日」とか「未来」という言葉が信じられません。

それにしてもこの度は金曜日に福岡でTKと、土曜日に大阪でネオハイパーさんと会い、さらに月曜にまたTKと会うというおそらく人生で二度とないであろう展開に、ひさしぶりに非日常的な楽しさを味わうことができました。年と共に身動きが取りづらくなってきておりますが、オフ会も含めてこういうイベントは金をケチらず続けていきたいものです。

話は変わって、昨日は夕食後に1時間10分ほどウォーキグしてから、かねてより注目していた「ヒストリー・オブ・バイオレンス」をDVDで鑑賞。タイトルを訳すと「暴力の過去あり」「暴力歴あり」みたいになるそうです。

内容はタイトルのまんま。マフィアの一員として暴力の限りを尽くしていたものの、嫌気がさして別の人物として片田舎でひっそりと暮らしている飲食店の経営者が主人公。しかし主人公の飲食店を襲った強盗を見事な殺しのテクニックで退治したことによって昔の仲間に身元が割れてしまい、再び暴力の渦に巻き込まれていく・・・といったストーリーです。

この手の話は西部劇や日本の時代劇で散々使われているので特に新鮮味はありません。私が目を通した映画雑誌では結構評価が高かったのでそれ以上のものを期待して見たのですが、従来の作品と比べてとりたてて新しいと言える要素もなく拍子抜けしてしまいました。不必要と思えるほど執拗に描かれた暴力シーンだけが印象に残る作品でした。

あ、でもラストシーンの演出は良かったかな。暴力を否定していた主人公が結局は暴力によって家族との生活を取り戻す。それを察した家族が、戻って来た主人公に向ける複雑な表情。果たして家族は彼を再び受け入れるのか・・。このような見るものに判断をゆだねるラストは好きですね。

評価 ★★(2点/5点)