昨日見た映画 「ロッキー・ザ・ファイナル」

映画史に残る人気シリーズ「ロッキー」の最後の作品。傑作の誉れ高き第1作からラジ−賞を受賞した駄作の第5作まで全て見てきただけに、これで最後と聞かされると万感の思いがこみ上げてきます。

な〜んてのは嘘で、5作目のあまりの酷さに正直言ってまったく期待していませんでした。ところが、周りからちらほら聞こえてくるのは「名作」「案外面白い」と良い評価ばかり。それならばと製作発表を聞いたときよりもほんの少し期待感を持って見てきました。

まだ誰の感想も読んでいない状態で書きますけれども、映画としての完成度は低いものの、崇高なテーマを持った実に感動的な作品でした。いま現在ほんの少し自信を失いかけているような人や過去にそういった経験のある人ならば心にぐっとくるものがあるはず。

自分の力のなさに対する挫折感から立ち直れない息子や周囲の人々が、老いてもなお復活を目指すロッキーに勇気づけられて自信を回復し、人間の尊厳を取り戻すまでを描いた前半部分が特に素晴らしい。

特にコミッションに一席ぶつシーン、息子に説教するシーンは感動のあまり自然と涙があふれてきました。

ただし試合が始まってからの後半部分の出来があまりよろしくないのが残念なところです。それでも、この作品から貰った勇気と感動に免じて批判的なコメントは止めておきましょう。

あ、でも最後にひとつだけ。

ロッキーよ、飲酒運転はいかんぞ。

■評価
★★★★(4点/5点満点)

■7日の食事
朝:食パン、納豆オムレツ
昼:鶏肉どんぶり
夜:豚汁、人参のごま和え

■8日の食事
朝:豚汁、ふきの煮物
昼:惣菜パン2個
夜:鯖の煮付け、切干大根とひじきの煮物