久々

たいようのマキバオー」が面白すぎる。前作「みどりのマキバオー」の頃から、つの丸のドラマ作りの上手さには定評があったがこの続編ではただただ唸るしかない。しかも前作は「あしたのジョー」のリメイク(オマージュ?)的な部分がかなりあったが、今回は地方競馬を舞台にしたガチガチのオリジナル。主人公が出走しないレースでこれだけ興奮させてくれる書き手が他にいるか?競走馬や関係者の死だけでしかドラマを作れない、大逃げや出遅れでしかレースシーンを描けない某競馬マンガの作者も見習ってほしいものだ。ちなみに2着ばっかのグラインドハウスの父親がニトロクロスだったのには笑った。こういう小ネタがちりばめられているところも前作のファンにとっては嬉しいですね。現在連載中の競馬マンガでは間違いなく1番面白い。これに続くのが「ウイニングチケット」かな。(過去作品なら1位「みどりのマキバオー」、2位「勝算」、3位「イッキ!!」)


先週の日曜日は家族3人で長崎市の「祈りの丘絵本美術館」へ。絵本の原画が見られるということで楽しみにしてたのだが、2階では何故か劣化ウラン弾放射能汚染に苦しむイラクの子供達の写真が展示されていた。これはこれで広く世間に伝えるべき大切な事だとは思うけどなぜ此処で?という疑問は残る。 3階は大道あやの原画展。隙間なくみっしりと描かれた絵画は圧巻。特に2メートルを超える作品はじっと眺めていると中に飲み込まれてしまいそうな錯覚を覚えるくらいの圧倒的な迫力だった。最後に1階のショップで「ぐるんぱのようちえん」を買って帰る。


映画「魍魎の匣」の前評判が高い。でも「姑獲鳥の夏」の出来が散々だったからな〜。あの前作を見て公開のゴーサインを出した責任者(製作委員会?)が変わらない限り、監督が変わっても信用できない。まあ期待半分、不安半分といったところ。小説や漫画が原作の場合、よほどのヒット作でない限り2 度映画化されることはないので、気合を入れて作って欲しい。


ようやくJ太郎の断乳を開始。1ヶ月ほど前に一度試みたことがあるが、開始早々に風邪をひいてしまい、そのまま続けるのはあまりに不憫だったので断念した経緯がある。さて今度は上手くいくだろうか。昨日の晩は何度も起きては「おちちおちち」と言いながら泣いていた。これに関しては父親の役目はないに等しい。せめて乳への欲求を遊びで紛らわせるために、早めの帰宅を心がけている。